鐘の音が 告げた終焉(おわり) 想いだけ募ってく
儚げに 乱れ咲く 一輪の薔薇を手折れば
可憐にね 交じり合い 融解(と)けてゆくよ この掌(て)で
『まだ、逝かないでくれ』
誰も知らない 愛の光を もっと深淵(おく)まで 放(はな)って
瞼閉じれば 純白(しろ)く耀く(かがや)く セカイがきっと 訪れるよ 永遠に
月灯り 見上げてる 哀しい瞳(め)をぬぐいたい
微睡(まどろ)んで 口ずさんだ あの歌だけ もう一度
「願えば、願うほど……」
何も知らない 罪な笑顔 呆れるぐらい 愉悦(ゆが)めて
深く挿入(はい)れば 交差していく
ふたりの想い 今ひとつに なるはず————
「そうだ、もっと悦べ」
「恥ずかしがる事はない」
「感応(かん)じる、ままに声を出せばいい」
「夢を見ているか?」
「顔をもっとよく見せろ」
「もっと、きつく捌くぞ」
「やがて悦びに変わる」
「目を見ろ」
「まだ、逝くな」
「涙を拭ぐな、濡らしたままでいい」
「可愛い顔だ」
「さあ、苦しかっただろう」
「よし……」
「もう、逝っていいぞ」
もっと激しく 溢れ出ている 愛の泉で 溺愛(おぼ)れて
悲し記憶は すべて忘却(わす)て この愛だけ 刻んで逝け
誰も知らない 愛の光を もっと深淵(おく)まで 放って
瞼閉じれば 純白(しろ)く耀く(かがや)く セカイがきっと 訪れるよ 永遠に
- 专辑:究極のダミーヘッド官能ソング SEVENTH HEAVEN vol.1 アキラ
- 歌手:野島健児
- 歌曲:Love Delight