手(て)のひらで包(つつ)み込(こ)む
頬(ほほ)にくちびるを寄(よ)せて
冷(つめ)たい雨(あめ)に濡(ぬ)れている
静(しず)けさの中(なか)
恋(こい)に震(ふる)えるたびに
初(はじ)めての気(き)がするから
黙(だま)り込(こ)むのはただ声(こえ)を
闻(き)いていたくて
背中(せなか)に小指(こゆび)が
キレイにはまるだけで
胸(むね)の涙(なみだ)が一(ひと)つずつ消(き)えるようで
手(て)のひらの中(なか)いつも
この安(やす)らぎを下(くだ)さい
これが最后(さいご)の慰(れむさ)めだと
信(しん)じていいの
木漏(こも)れ日(ひ)の寒(さむ)さにも
惯(な)れた冬(ふゆ)の终(お)わりには
微笑(ほほえ)むだけの頼(たよ)りない
恋(こい)でもいいわ
想(おも)いを分(わ)け合(あ)う
ことなどいらないの
今(いま)は贵方(あなた)の温(ぬく)もりだけでいい
それだけが全(すべ)てよ
手(て)のひらで包(つつ)み込む
頬(ほほ)にくちびるを寄(よ)せて
冷(つめ)たい雨(あめ)に濡(ぬ)れている
恋(こい)をしている
- 专辑:ノワール blanc dans NOIR ~黒の中の白~
- 歌手:梶浦由記
- 歌曲:love