歌うクジラ


2025-01-11 08:54

天野月 歌うクジラ歌词

便利なものは 壊してしまう 見た事のない景色を見る代わりに あなたと摘んだ 小さな春の 押し花に閉じ込めた決意を 変わらず暮らせてますか 少し臆病で 詭弁でしか真実を話せないまま 数え切れぬほど 言葉を知っても あなたに聞かせたくなる響きがない クジラは鳴きます 雑踏に揺れて あなたに あなただけに聞こえる 嘘を混ぜて 大事なものは 顔を伺い 足並みを揃え行く世界にはない そう呟いて カモメは飛んだ あたたかな次の場所求めて 自由になった身体で 潜ってみせた その手が触れた皮膚を 濯うみたいに