迷いこの群(む)れは雨下(うか) 私を呼ぶつなの記憶を手振り 夜は満ちる 遠い昔(むかし) 放(はな)たれた 光 私を照らす 頬(ほほ)撫(な)でる 風 指に触れる 虹(にじ)の欠片 ここで あなたを 待っていた 不意(ふい)に 透き通る体は 春の 風にさらわれて 空へ 舞い上がる ただ 果てしない荘園(そうえん)を 彷徨(さまよ)いゆく 未明(みめい)図の瞳閉じて 夢を見てる 大切なたった一つきりの 心の奥で そっと引(ひ)き付(つ)いた 蕾(つぼみ)のように 解(ほど)けてゆく ここで だれ
浮遊夢 (Japanese Version)
2024-12-25 10:48